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相続人

1.相続人の種類
 相続人になれるのは、「血族」と「配偶者」です。
 「血族」とは、血縁のつながっている者をいいますが、
 養子縁組によっても発生します。
 「配偶者」とは、婚姻届を出している夫婦相互のことをいいます。
 よって、内縁関係の者は配偶者に該当しません。

2.養子
 養子には、「普通養子」と「特別養子」の2種類あります。

 「普通養子」は、当事者の任意的な届出によって成立します。
 普通養子は、養子となっても実父母およびその血族と親族関係は消滅しません。
 よって、養親と実親の双方の相続人となります。

 「特別養子」は、養親となる者の請求により、特別養子縁組の審判によって
 養親の嫡出子たる身分を取得すると同時に実親とその血族との親族関係は
 消滅します。
 よって、実親の相続人にはなりません。

 特別養子が認められるのは、以下の要件が必要になります。
 ①夫婦共同縁組
  養親は配偶者のある者で、かつ夫婦がともに養親とならなければなりません。
  ただし、夫婦の一方が他方の嫡出子を特別養子とする、いわゆる連れ子は
  単独養子となります。
 ②養親の年齢
  養親は25歳以上でなければなりません。
  ただし、養親の一方だけが25歳未満の場合は、その者が20歳以上であれば
  縁組が認められます。
 ③養子の年齢
  養子は家庭裁判所に対する縁組の請求の時に6歳未満でなければなりません。
  ただし、6歳に達する前から引き続き養親となるものに監護されてきた時は、
  6歳を超えていても8歳未満であれば縁組が認めらます。
 ④父母の同意
  特別養子縁組によって、実方の父母との法的親子関係が断絶します。
  したがって、この養子縁組によって親子関係が断絶する父母の同意が
  必要とされます。
  同意を要する父母は親子関係が断絶する父母であって、親権・監護権の有無を
  問いません。
  実の親が子を棄児にして、誰が親かわからない場合には同意は不要です。
  また、親が子を虐待しており、特別養子によって子を奪われる事を
  拒んでいる場合にも同意が不要です。
 ⑤必要性
  特別養子は、実方の父母との親子関係を終了させることが子の利益に
  合致する場合のみ認められます。
 ⑥試験養育期間
  養親としての適格性をみるために、6ヶ月間の試験養育期間が
  設けられています。
  この期間は、養親となるものが特別養子縁組を請求した時から起算されます。
  しかし、児童福祉法に基づいて里親としての養育が為されている場合など、
  請求前から監護が為されていて、監護状況が明らかであるときは、
  請求前の期間も参入されます。

3.相続の順位
 相続人となれる血族には、順位があります。  
 第1順位 被相続人の子またはその代襲者※1
 第2順位 被相続人の直系尊属※2
 第3順位 被相続人の兄弟姉妹またはその代襲者

 配偶者は常に相続人となり、その順位は血族の相続人と同順位となります。
 つまり、常に第1順位の相続人となります。

 ※1代襲者とは、被相続人の子が、被相続人より前に亡くなり、
   被相続人の子の子ことをいいます。
   つまり、例として、祖父が亡くなった場合に孫が相続人となることをいいます。
 ※2直系尊属とは、父母、祖父母をいいます。

4.胎児の扱い
 相続人は、相続会開始時に存在していなければなりませんので、胎児には
 相続する権利がないと考えられます。
 しかし、「胎児は相続については、既に生まれたものとみなす」と民法に
 定められています。
 よって、相続人となります。

5.代襲相続
 代襲相続とは、被相続人の子が被相続人より先になくなった場合に、
 被相続人の子の子が相続することをいいます。
 例えば、被相続人Aに子B・Cの2人がいて、さらに子Bには子Dがいた場合、
 Aが死亡する前に子Bが死亡した場合に子Bの相続する権利を子Bの子Dが
 相続することをいいます。

 代襲が発生する原因としては、被相続人の子・兄弟姉妹が相続開始前に
 死亡した場合のほか、相続欠格、廃除により相続権を失った場合が該当します。
 ただし、相続放棄は代襲相続は発生しません。

 代襲相続人となることができる者は、被相続人の直系卑属※です。
 ただし、兄弟姉妹の場合には、兄弟姉妹の子は代襲相続人となりますが、
 兄弟姉妹の子の子は代襲相続人となりません(再代襲相続といいます)
 つまり、孫は代襲相続人になることができません。

 ※直系卑属とは、被相続人の子や孫のことをいいます


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